カメラの収録メディアって実はたくさんあります。

いろんなタイプのメディアがあります。

映像制作をする上で、撮影データや編集データを保存するメディア。

実はカメラメーカーごとに使えるメディアが違ったり、画質によっても対応するメディアが違ったりするので一覧にてご紹介です。

と言いつつ、普段使うカメラは偏りがちでして。。。この際調べて見たらこんなに出ているとは!!!!!????

主な記録メディア一覧

メディア名称(略称含む) 主なメーカー カメラ
SD 多数のメーカー 多数のカメラ
SDHC 多数のメーカー 多数のカメラ
SDXC 多数のメーカー 多数のカメラ,GH5など
micro SD 多数のメーカー DJI Osmo,Go proなど
CFカード Canon,Blackmagicdesign canon5D,Blackmagic URSA Mini Proなど
CFast カード Canon,Blackmagicdesign EOS C700,Blackmagic URSA Mini Proなど
メモリースティック デュオ SONY Sonyハンディカムなど
メモリースティックPROデュオ SONY Sonyハンディカムなど
SxSメモリーカード(エスバイエス) SONY
XQDカード SONY Sony製カメラ,PXW-FS7,VENICE
AXSメモリーカード SONY Sony製カメラ,PMW-F55
SRMemory SONY
RED MINI-MAG RED REDカメラ
CODEX Capture Drive Panasonic
expressP2カード Panasonic
P2カード Panasonic
microP2カード(SDカード) Panasonic
その他外部収録機のSSDなど

↑ざっと調べた限りですので詳しくはまた追記していきます。

と、こんなにあるわけですが、独学でワンマンクリエイターならほとんどはSDXCカードを使うと思います。重要な部分だけ詳しくお伝えすると。。。

よく使うSDXCとSonyカメラは注意

SDXCには色々書き込み速度の違う、クラスがあってUHS1とUHS2が有ります。

GH5などで400Mbpsで撮影する場合はUHS2がベターです。

その他のカメラやメディアもそうですが、「高画質には専用の〇〇というメディアを使いなさい。普通のメディアならここまでの画質しか撮影できませんよ!!」という注意書きが有ります。

もしくは、シネマ系のカメラになると別売りの「外部収録機器をドッキングするとこんなにイイ画質で取れますよ!!RAWとか・・・」

となっているわけです。

よくあるのですが、 メディアはSDがあるからイイや!!って思ってカメラだけ借りて見ると、「録画がきでない!!」「録画が途中で止まった!!」などなど有ります。

あとこれもよくあるのですが、

「今回はちょっと良いカメラ使ってみようかな・・・とSony使っちゃおう!!」

などとSony製のカメラを使う時はこれまた要確認です!!

メモリースティック、SxS、XQDと専用メディアを出し過ぎなんですね。

特にSxSを「エスバイエス」って読めませんよ普通。

機材予約の電話で

私:「エスエスってついてますか?」

機材屋のお姉さん:「エスバイエスですね?有りますよ」

というお恥ずかしい体験もありますので。

覚えておきましょう。エスバイエス!!です。

ちょうど、今回は使っちゃおうかなクラスに色々なメディアがあるのがSonyですので

Sonyカメラを使う場合は事前に要確認して、さらに機材屋さんに確認しましょう。

機材屋さんも必ず「メディアはありますか?必要ですか?」などと聞いてくれます。

ネット注文の場合は付属メディアに何がついているかも確認しましょう。

撮影後は現場でバックアップ !!もしくはダブル録画

とまあ、せっかく撮影した素材もバックアップ無しには編集ができません。

というか、何かの拍子にデータが消えるなんてことは誰しもが経験する恐怖の事件なのです。

実際に、ほぼ周りのクリエイター全員が「データが無い」を一度は経験しています。

自分も、録画を停止していざ現場でバックをとると数秒でデータコピー完了。

「え?」

「2時間撮影したデータですけど・・・」

という事件にあったこともあります。

撮影データの消失は最悪、損害賠償にもなり得るので少なからず、現場でバックアップ。

不安なら外部収録機とダブルで録画するようにしましょう。

SDカードのメーカーは?

ちなみにですが、よくある「メーカーは純正が良いの?」という質問。

純正メーカーかSanDiscなら大丈夫だと思います。

その他のメーカーは安くて大丈夫なものもありますが、業界的に純正かSanDiscが出回っていますので。

まとめ

基本的にワンマンで撮影や少人数の案件ならSDカード、XQD、CFastが出てくるのでは無いでしょうか。

あとよく使うのは今回取り上げていませんが、ATOMOSのSHOGUNなどの外部機器(GH5、EVA-1などでよく使います)

こちらはSSDでの収録となります。

レンタル機材の場合はだいたい専用メディアがついていて、カードリーダーもついていますので一応、確認しておきましょう。

ちなみにシネマカメラなどを使う現場だと専門の技術屋さんに発注するくらいの案件ですので、お任せした方が無難です。

その場合、現場にはビデオエンジニアというメディア管理する人もいたりしますので。

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