DJI Osmo Pocketなるものを使ってみた。
DJIがまたまた出しました。
手振れ防止の3軸ジンバルカメラ。
ここまで進化したかという形。ミッションインポシブルに出てきそうなスパイグッズみたいな形。
本体にモニターがついた!!
これまでのOsmoシリーズはモニターが無くスマホを取り付けてモニターがわりにする形だったんですが、このOsmo Pocketはなんと!!モニターが本体にあります。
ということは、ワンタッチですぐさま撮影ができてしまう。
試しにざっくり撮影してみました↓
もちろんスマホを本体にさせばモニターがわりとして、操作画面としても使えます。
(Osmo Pocketの操作にはDJI Mimoというアプリが必要になります。)
モーター音がしない!!
もちろん4K対応です。
室内などの少し暗い場所では感度をあげないといけないのでノイズが出ますが、こちらはご愛嬌。
音声も本体マイクから収録可能です。
と、ふと気づいたのですが3軸ジンバル特有のモーター音がしません!!!
なので音質が結構クリアです。
ということはぶらり旅や番組ロケにも使えるということ。今後はyoutuberの自撮りでも使われていくと思います。
もちろん、流行りのウェアラブル・アクションカメラとしても使い勝手が抜群。
追随性もナイスな力加減
これまでのOsmoやRoninは追随能力がよく無いというか番組風のカメラワークをすると、振り切れたり、設定をしないとダメだったりしたのですが、このカメラはとっても心地よい追随をします。
なので、そんなにカメラ技術が無くても簡単に良い感じで取れてしまうんですね。
なので取材やブライダルにはもってこいなカメラと言えます。
もちろん、狙った獲物を逃さず追随する機能もついています。
見落としがちな、そのほかのスペックメモ
この手のアクションカメラは小さいのは良いけど、ノリで買ってみたら「?やってしまった!!」ということもあるので気づいた点を以下あげていきます。
- バッテリーは最大140分で内蔵バッテリー(充電が切れたらしばらく撮影ストップ。)
- ちなみにフル充電は73分
- 充電ジャックはUSB3.0
- microSDでの収録
- DJI Mimoで編集もできてそのままSNSにアップも可能。
- 3.5ミニプラグのインプットジャックは無し。
- 4K Ultra HD:3840×2160 24/25/30/48/50/60p
- FHD:1920×1080 24/25/30/48/50/60/120p
- 本体画面を左右上下スワイプすることでメニュー画面が出て来る
- 詳細な説明書が無い(クイックガイドだけ)
- 数分撮影していると本体が熱くなるのでドキドキする
- オートフォーカスはかなりシビアできつめ(本体のみで撮影しているとフォーカスが被写体と背景でビヨンビヨンしているのに気づかない)←これ重要です
- パノラマ写真撮影が面白い
まとめ
試しにweb番組取材ロケで使用してみましたが、かなり使えます。室内でしたので画質はまあまあでしたが。ただやはり音声インプットが無いのでピンマイクなどの外部収録機器の接続及び同時録音ができません。編集で合わせるなどの対応が不可欠です。何か方法があるかもなので研究してみます。
ただリポーターの演者さん曰く「こんな小さいカメラで撮影されたらテンション上がらんわ!!」とのことです。
知り合いのカメラマンさんは名前の通りポケットに入るので「ブライダル撮影のサブカメラにはかなり使い勝手が良い」と言っていました。